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カンタベリー条約

カンタベリー条約は英仏海峡トンネルを事業認可するため、1986年2月12日に英仏間で調印し、1987年7月24日に発効した条約です。

 1979年にイギリス国鉄(BR)とフランス国鉄(SNCF)が共同でトンネル案を両国政府に提出した。これを契機としEC加盟が大きな動機となり1984年にサッチャー英首相とミッテラン仏大統領が海峡トンネルに関する協定を締結した。翌年1985年に多くのグループから計画案を募り、現在のユーロトンネル社案が採用された。

 英仏両国は1986年2月12日に英国のカンタベリーでサッチャー英首相とミッテラン仏大統領が海底トンネルを事業認可する20条からなる条約(カンタベリー条約)を締結、同年5月にユーロトンネル社が本格着工し1994年5月に開通した。



二国間の海峡を結ぶ英仏海峡トンネルは日韓トンネルの先行事例である。カンタベリー条約の原文と日本語訳を以下に載せる。


カンタベリー条約の原文(英語&フランス語) 
  英文:黄色い着色部分

カンタベリー条約の訳文(日本語)
  


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