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ユーラシア大陸の東部にある日本列島と朝鮮半島の間には、幅約200Kmの海峡が横たわっています。この海峡周辺は人口が密集し、東アジアのなかでも経済活動がさかんな地域です。

 日韓トンネルは、この海峡を壱岐、対馬の2島を経由する海底トンネルで結ぶ計画です。トンネル内部には高速鉄道などの交通システムをはじめ、エネルギ・情報・各種資源などを輸送する装置を配し、多目的に利用することを想定しています。

 トンネルの建設は、航空か海上に限定されていた日韓の旅客と貨物の輸送手段に、陸上輸送という新たな手段を提供します。人と物の流れの相当部分が陸上輸送にシフトすることにより、安定した輸送体制をつくることができます。

 日韓トンネルの建設は、人、物、文化の交流を円滑にし、技術や産業を平準化させ、アジアの均衡ある発展に寄与します。日韓トンネルは、日韓両国を結ぶ大動脈になるとともに、将来的にはアジア全域やヨーロッパとも連結され、ユーラシア大陸横断の大動脈となることが期待されます。